(十万石饅頭のイントネーションで)
1.虹になりたい
2.四捨五入の男
3.コヤマ
アルバムジャケット[印刷用:表]
アルバムジャケット[印刷用:裏]
歌詞カード[印刷用]
-----------------------------------------------------
解説:桂狂太郎
誰に頼まれているわけでもいないのに、ひとの誕生日に
勝手にバースデー・ソングを作って勝手に披露するという
お人好し迷惑ユニット「バースデー・ボーイズ」がなんと
早いもので今年で結成10周年を迎える。
震災や原発問題で今年はリリースが危ぶまれたものの、
「でもやるんだよ」の心意気がただ溢れ出るにまかせて
また勝手にK山氏の誕生日にかこつけて制作されたのが、
本アルバムある。曲ごとにみていきたいと思う。
〈M-1〉は ITO JAZZ GROUP による楽曲。作者であるイトウは
公務員という立場をいかし、国民の血税をボーナスという形で
支給され「Pro Tools」を購入。それを用いて完成されたこの
曲は、まさに民意を吸い上げた奇跡の楽曲といえよう。
〈M-2〉は山DA作。山田耕筰。東京電力の節電要請を馬鹿馬鹿しい
茶番と言い切る彼は「一斉に節電て…愚行だよ、アホらしいから
逆に節電アピールってことで、単4電池のICレコーダーで各パート
全部1発録りです。節電ではなく省エネの意味で録り直し一切無し」
とさっぱりと語るが、実際はICレコーダーの電池残量が殆どなく、
面倒くさいので単に録り直しをしなかったようだ。
〈M-3〉はプリンセス・プリンセスのカヴァー。歌うのは山DAのヨメ。
「今にも泣きそうな声で歌っているのは、放射能問題に心痛める母親の
正直な声」と山DAは語るが、当のヨメは「奥居香のキーでは私には
合わなくて、超歌いづらかった、つーか完全にやる気なかった」。
そのためか、例えば「While My Guitar Gently Weeps」において
クラプトンのギタープレイがむせび泣いているのに対し、今楽曲での
山DAのギターは泣きたいのをただやせ我慢しているような、複雑な
悲しみをたたえている。
2011年、未曽有の災害に直面しながらこれからも我々は我々を続けて
いかねばならない。お誕生日を祝いあえるのは幸せなことである。
そこに子どもたちの笑顔に満ちた「チンポ!チンポ!」という声が
聞こえてくるよう、我々は我々らしくやっていくしかないのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿