2011年3月12日土曜日

ドキュメント・地震

仕事中にものっすごい揺れて、フロアのいろんなものが
落ちたり倒れたり、みんなデスクの下に潜り込んだ。

ヨメと息子は今日、保育園の遠足で横浜の動物園に
行っているはずだが、どんな状況かかなり心配なので
電話をかけ続けるものの一向につながらず。

17時を過ぎたところでようやくヨメに電話が通じて、
「大丈夫!? いまどこ!?」と緊急体勢のテイで訊くと、
ものすごいのんびりした声で「え? 家、なに?」
みたいな感じで拍子抜け。

地震発生時、ヨメと息子は遠足からの帰路のバスにいて、
幸い高速道をおりて吉祥寺に向かってるところだった
らしく、地震の凄まじさを全く知らぬまま帰宅して、
家でゆるりと息子の要求するディズニーのDVDを観ている
のだと言う。

私は家の本棚が崩壊してヤバイことになってんじゃないか
とか心配していたのだけれど、棚にぎゅうぎゅうに詰め
込まれた本は1冊も落ちることなく、部屋の中はいつもと
なんにも変わりがないとのことで逆に驚いた。


電車が全て止まってる状態なので、終業しても職場の人々
はそのまま待機していたのだが、私は「んじゃちょっと
歩いて帰ってみます」と言うと、西荻在住の男性と吉祥寺
在住の女性が一緒に行くというので、3人でとりあえず
歩き出し、タクシーでも拾おうと思ったのが甘かった。

タクシーもバスも駄目、個人的にはチャリを買って乗って
帰ろうと思ってたんだけど、一緒の2人もいるのでそれも
あきらめ、道を全然知らないという2人を私がリードして
ここは覚悟を決めて歩いて帰ることにする。


初詣みたいだった。すごい数の人間が道をゾロゾロ歩いてる。


築地から銀座・虎ノ門・赤坂・四谷・新宿と歩いてさらに
青梅街道をひたすら歩く。途中の自転車屋に客が殺到して
いた。自転車を買う奴がやはり結構いるようでウケた。
自転車屋には急遽「カードOK」の張り紙があってウケた。

途中の飲食店もどこも満員で入れず、これはもう急いで
歩くのがよかろうと私はフジロックでおなじみの光速の
ヤマダウォーク。同僚が小走りで懸命についてくる。

ようやく五日市街道で環八を越え、ホームに近い空気が
体をやさしくなでる。小山邸を過ぎて更にぐいんぐいん
歩いているとなんと小山氏から着信。

「いま車で新橋にいるんだけど、もし足止め食ってんなら
ピックアップできるよ」と思って電話してくれたとのこと。
やさしいなぁおい。しかし私はもう西荻を歩いていた。


休憩なしで歩くこと4時間。帰宅。なにげにオモロかった。


いつか災害に見舞われて徒歩帰宅することもあるだろうと
思って20代の頃に都内をかなり歩いて最良ルートを勝手に
妄想・経験しといてよかった、それはまさに今日のために
役立ったのであった。



今日の小遣い帳/
はん亭のお昼 1,000円
食材費 240円
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計 1,240円



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