2006年9月13日水曜日

本生クリアブラックはAVタイトルになり得るか

私は路上でよく、道を尋ねられる人間なのだが、
9:45頃の渋谷をイヤフォン耳に突っ込みつつ、
二日酔い顔で歩いていたら、白人女性が真顔で
話しかけてきたので、何だ何だと耳を傾けると、
マークシティの13Fに行きたいが行き方が全く
わからんどーしたらいいの?みたいなことを
焦り気味の英語でまくしたてるもんで、んあ~
って手招いて案内し、「エれヴェ~たー」と
彼女に一言告げてやると、超喜んで感謝され、
ずっとありがとうありがとうと抱きつかれん
ばかりに言われたのだが、「エれヴェ~たー」
の単語ひとつでこんなに感謝されることは、
もう人生において二度とないだろう、と思える
だけに、そぼ降る朝の雨も印象的であった、と
何も得るもののなかった一日を誤魔化す。

今日の一詩/中原中也「宿酔」
今日の一曲/吾妻光良&The Swinging Boppers「ゴミの日来るまで」

2006年9月12日火曜日

去年マリエンバードで

気付けばちょうど2ヶ月も更新することなく、
ブログ記事のアップの仕方をすっかり忘れ、
オウジョウすること数十分。

こないだ30歳になりました。が、これといって
どうということなくいつも通り疲れてるだけだ。

決めたことがある。愚痴を言わない。

豚野郎のお前にはわからないだろうが、これは
つまり、怒りの火種とずっと乳くりあう覚悟だ。

豚野郎のお前はもう、怒るのが面倒臭ぇんだろう。
お前の怒りはただの瑣末な愚痴だ、豚野郎、死ね。

唯一の厳しさは、礼儀だ、仁義だ、見得だ。

お前、怒りを失くして“楽”したいんだろう。

怒り失くしたところに楽はあっても、お前に楽しみ
に耐える体力があるのか? お前、この豚野郎ッ!

言ってみろ、情熱だの悩みだの、夢だの悲しみだの、
苦労だのセックスだの、優しさだの自分の人生だの、
勝手に言って満足しろ、豚野郎ッ!

怒りを忘れたお前は、豚野郎だ。

以上、童顔30歳の愚痴(もちろん自分への、そして
もちろんお前への)でした~。ちゃんちゃん。