終末疲労院喪喪慰労苦労婆絶倒

昨日、ヨメと息子が帰省し、我らがチンクッサ
オールスターズの忘年会も終了。私が大晦日に
ひとりすることといえば、ディスクユニオンの
セールに行くことくらい。（年が明けてもする
ことはユニオンのセールに行くことくらい。
ロックに対して我ながら真面目すぎる）

普段テレビを全然観ないせいか、もうガキ使も
紅白も観る気などさらさらなく、もはやテレビを
つける体力がない。ゆるーっとお酒飲みながら
収穫アルバムを聴く。今やこんな風にのんびり
ひとりっきりで過ごす何気ない時間ちゅうのは
大晦日くらいしかなく、これはこれで家庭のある
オッサンとしての宿命なのかなと思いつつ、けど
やってることが結局学生の頃と全く一緒なのが
情けないといえば情けない。

来年は不倫とかしてみたい。よいお年を。


今日の小遣い帳／
食材費　1,391円
酒類　1,786円
Charlie Mingus 「Pithecanthropus Erectus」　540円
Chick Corea 「Retuen To Forever」　450円
Eli“Paperboy”Reed 「Roll With You」　540円
Carole King 「The Legendary Demos」　1,080円
Pan Pacific Playa 「PPP2」　720円
エレファントカシマシ「奴隷天国」　900円
山下達郎「Ray Of Hope」　1,440円
Miles Davis 「A Tribute To Jack Johnson」　450円
Miles Davis & Gil Evans 「Miles Ahead」　420円
Taj Mahal 「Music Fuh Ya'」　700円
-----------------------------
計　10,417円

今日の一曲／加川良「教訓 I」
加川良「教訓I」 Kagawa Ryo "Kyokun I" (Lesson One)

クソ済マス

年の瀬だからというわけではないのですが、
なかなか慌ただしい1週間でありました。

■12/19(水)________________________

スーツを1着作りに行き（なんとヨメが支払って
くだすった）、その後レコ屋古本屋など巡って
欲しかった木村充揮自伝ほか購入。しかしまたも
持ってるCDを間違って買ってしまうという情けなさ。
早めに保育園へ息子をお迎えに行き、明日の
ディズニーランドに備え、前乗りでホテル泊。

■12/20(木)________________________

朝一で“あの楽しそうな”ディズニーランドへ。
息子はどのアトラクションにも「行きたくない！」
と泣く。前回でかいグーフィーを間近で観た時の
恐怖がフラッシュバックしたようで、怖い怖いと
言う。華やかさの裏に潜むディズニーの狂気を
感じ取っているわけではなさそうだ。んで結局
パレードを計5回観るハメに。




「あ！サンタさん！」
3歳になってようやくサンタを理解した様子


チュロス食べて恐怖心も徐々におさまる

■12/21(金)________________________

出社すると、（前々からメンヘルというか躁鬱
というか言動の危うかった）隣席の女性が今日
から休職しますとの旨、部長より告げられる。
昨日おとといあたりでなんかあったのだろうか？
ドクターストップがかかったようだ。

■12/22(土)________________________

普段は朝起きても夢など見たのか見てないのか
さえわからない感じなのが、今朝はなんか妙に
印象的な夢を見て目が覚める。Ｍさん（10年程
前に私やヨメの上司だった）が夢に出てきて、
鉄道の走ってる田舎の風景の中を2人きり、
Ｍさんと私がさよならと別れる夢。Ｍさんは
「もう行かなきゃいけなくてさぁ」と言って、丸腰
手ぶらの私になけなしの20万円を手渡してから
「とりあえず仕事見つかるまでこれでなんとか
頑張って。ま、大丈夫だよね」と告げ鉄道に
乗ろうとする。私はなんでＭさんがそんなに
急いで去ろうとするのか解せないのだが、
ここでお別れしないといけないんだなと手を
振りつつ大声で「ありがとうございました！」
と何度も叫んでさよならをして、目が覚めた。

いつも通り出社して、昼ひとりでランチ食べて
いたらヨメからメール。「Ｍさん、木曜日に
亡くなったみたい…」

Ｍさんの癌がだいぶ進行していることは最近
話には聞いていたのだが、まさか亡くなった
とは。そして今朝見た夢のことを思う。

4年程前に結婚報告をしにヨメと一緒にＭさん
の自宅を尋ねたのが直接会った最後。しばらく
会ってないままだったから、亡くなったあと
私のところに立ち寄ってくれたのかもしれん。

夕食時、朝の夢の内容を詳しく話すとヨメは
ポロポロ涙を流した。息子はそれを見て
「アハハ！なに泣いてんの！」と笑っていた。

■12/23(日)________________________

今日も仕事。会社近くには私が毎朝なにげなく
様子をチェックしているホームレス囲碁ジジイ
が暮らしてる。いつもひとりで囲碁をしている。
今朝そこで大掛かりな撮影をやっているので、
ドラマかな、誰か俳優でもいるかな、とのぞいて
みると仲間由紀恵がいた。ホームレス囲碁ジジイ
の生活テリトリー内ということで、ジジイもじっと
仲間由紀恵の演技をそばで見届けていた。

ちなみにジジイは間抜けな能面みたいな
こんなお顔立ちです（歯がない）


■12/24(月)________________________

Ｍさんお別れ会へ。Ｍさんの自宅にはかつて
何度も行った、というか一時期、免停になった
Ｍさんの運転手をやらされることになって、
1ヶ月半くらい居候？してたこともある。その
頃、プータローになった私は、Ｍさんが脱サラ
してオープンしたお店でバイトしていたのだ。
約2年、平日はほぼ顔をあわせるような生活で
（店は基本Ｍさんと私しかいない小規模っぷり）、
一緒に金春湯やＭさんの実家やバリ島に遊びに
行ったこともあった。

まぁそんな風に、一時期同じ時間（しかもまだ
つい最近のことに思える）を共有した人が、
いま目の前の棺に横たわっているのを見ると、
やはりコタエる。元気な頃の姿ばかりが記憶に
鮮明だから、棺の中には本当に抜け殻だけが
あるようだった。

帰りに中華街に立ち寄る。クリスマス・イヴと
関係あるのかしらないが、すごい賑わい。
息子が「このお面が欲しいんだよォ～」という
ので、京劇っぽいお面を買ってあげる。

■12/25(火)________________________

昨晩、サンタへの手紙（私が代筆）に「レジが
ほしいです」と書いてベランダに吊るしといた。

起床しても寝ぼけまくっていた息子に、「あ！
あれってひょっとしてサンタさん来たんじゃ？」
と声をかけてプレゼントの方に目線を移させると、
息子は瞬時に目を見開いてプレゼントをガサゴソ
やって「来てる！来てる！サンタさん来てるわ！」
と興奮。


開ける


走る


いじる

喜んでくれたのはいいが、テンションが上がって
「きのう買ったお面かぶってレジやりたい！」と
言い放つ。



何がしたいのかよくわからんが、よかったネ！


真っ青な真冬の空と、冷たい風と、街の賑わいと、
人の死と、幼い子どもの元気と、光と影と、
一年の終わりと、もうすぐやって来る新年と、
あと痔と…　いろんなものがまぜこぜになって、
毎日が転がっていく、という感じ。




今日の小遣い帳／
食材費　1,580円
酒類　1,546円
雑貨類　420円
Allee Willis 「Childstar」　2,205円
-----------------------------
計　5,751円

今日の一曲／WAR 「All Day Music」
WAR - All Day Music

ELECT 陸空 MUD

お昼にカレーを食べておりましたら、店員の
インド人女性が「らいすカなんノおかわり
いかがデスカ？」と訊いてくるので、大きい
ナンが来て食べきれずに残すのも悪いので、
「あ、じゃあ小さいナン、ください」と答える。

しばらくすると、小さくカットされたナンが
バスケットいっぱいに私の前に置かれた。
当然食べきれずに残した。言葉って難しい。

言葉といえば、最近テレビをつけるとやたら
「取り戻す！取り戻す！日本を取り戻す！」
と自民党ＣＭで安倍が言ってて、この言葉に
ムシズが走る。“取り戻す”ってどーゆー
ことなんだろうか？ 過去（の良かったと
思える水準？）にまで現在を立ち戻らせたい
という意味なんだろうか？

立ち戻るべき地点などあるものか。現在は
ダメの積み重ねであり、我々は過去の歴史に
学んでどんどん新たなことに挑んで生きて
行くほかないのであるから、いまわざわざ
「取り戻す」と宣言するということは、
（福島原発事故を引き起こした張本人の）
安倍はまた原発動かして日本のなにもかも
を“一層ダメにする宣言”をやっているだけ
ではないか。安倍が取り戻すべきは腹痛
だけである。

ってゆー風に、食べきれずに残した小さい
ナン見て思ったよネ。

でも腹痛っていえば、ここ数日どーも内臓が
重く、胃の辺りがムカムカするのですが、
これひょっとしたらノロだよネ。怖いので
消毒のつもりで夜な夜なググググッと飲酒
するもんだから、翌日尻から血も出るよネ。

息子は今度のクリスマスプレゼントに
（軽い幼児用の）掃除機が欲しいそうだ。
なんで掃除機なのか謎ですが、買ってあげたい。
なんかもうこの世の悪いモノ全部を吸い取って
いただきたい。


今日の小遣い帳／
マトンカリー　1,000円
食材費　1,226円
酒類　534円
-----------------------------
計　2,760円

今日の一曲／ザ・ブルーハーツ「平成のブルース」
平成のブルース

酒と泪とひょっとこと頓馬

今日はショボい職場のショボいプチ忘年会
であった。ショボいだけあって、先日入社
した新人さんらの歓迎会も兼ねていた。

新人さんの中に、自分がゲイであることを
カミングアウトした男性がいた。私は、あ、
やっぱそうだったのか、と思った。そんな
見た目の男性（ブ男系？）であります。

彼はちょっとした発言機会のシーンで、
「次の選挙は是非自民党に！もう安倍さんに
日本を託すしかありません！」とにこやかに
真面目に言い放って、まわりも笑っていた。

ゲイがゲイとして自由に生きていくのなら、
自民党は NO のはずだが、彼はなんか安倍が
個人的にただ好みでそんな態度を取っている
ようだった。

私は思わず「何を言ってるんだ、馬鹿が！」
と声に出しそうになったのだが、それでは
石原慎太郎と同じなので、口をつぐんだ。

個人的には、ゲイの人ってクールで賢い意見を
持ってる人たちという印象があったのだけれど、
そうでない人が今夜目の前にいるのであれば、
ここで私が一肌脱いで（私の左手薬指に指輪が
あることはすでにチェック済みだったという彼に
我が身を委ねて掘られることで）自民票を減らす
というのも、ひとつの男の生き方ではないか、
とか電車内で思ってみるなどしながら帰宅。


とにかく何もかも馬鹿馬鹿しくて、飲み直しである。


今日の小遣い帳／
飲み代　5,000円
-----------------------------
計　5,000円

今日の一曲／ハンバート ハンバート「ゆうべは俺が悪かった」
ゆうべは俺が悪かった/humbert humbert

暗闇から屁を飛ばせ

ウチでは私とヨメの役割分担？が割と
わかりやすいカタチで決まっていて、
ざっくり申しますと内勤業務に向いてる
私が家庭的な部分をこなし、渉外業務に
向いてるヨメが人付き合い的な部分を
こなしており、これはこれでなかなか
よいバランス保ってやれているように
思います。

しかし人間とは面白いもので、もともと
私は外交的な人間で、中学生くらいまでは
スポーツは勿論、毎年級長やって生徒会も
やるような派手キャラであり、一方ヨメは
帰宅部でずっと家にこもっているイモな
キャラだったという。

そんでいろいろあって、30歳を迎える頃
にはおよそ現在のキャラに落ち着いた
ような感じであります。たぶん、年齢を
重ねながら少しずつ自分にとって違和感の
ないラクな立ち方をちょっとずつ選んで
いった結果、そうなったのでしょう。


今日、随分久しぶりにＫ山ファミリーに
会って一緒に夕食。


年下のＡＯ(2歳・左)に堂々とイビられて
いじけてるような表情の息子(3歳・右)


店を出ると立ち場を逆転させてヨタヨタと
仲良く歩く帰り道(2歳・左、3歳・右)

子どもは、激しく人見知り的態度を露わに
したかと思えば、10分ほどで急に仲良しに
なったりするのですごい。動物っぽい。

この子らが将来どんなキャラになるのか、
見当をつけるのはよいが、どうせその逆を
行ったり行かなかったりするのだろうから、
親の我々（いい歳こいてまだオトナの我々
と言いきる自信がない！）はなるべく
ダハハ！と笑える日常を、彼らに提供して
あげるくらいしかできないのであるダハハ！


今日の小遣い帳／
たい焼き　300円
飲み代　3,000円
雑貨類　591円
大木雄高「下北沢祝祭行」　1,300円
-----------------------------
計　5,191円

今日の一曲／John Lennon 「Isolation」
John Lennon - Isolation (piano only, remastered 2010).wmv

すわ師走

社会保障制度のあり方、ひいてはいずれ
我が身に訪れる老後がいかなるものになる
であろうか、など晩酌時にヨメと話す。
いったいこれからどーなるんだろうかと。


「こんにゃくこんにゃく～」と連呼してて、
“こんにゃく”と発音するのがブームらしい

そんで日々繰り広げられる息子のこうした
ふざけっぷりを見るにつけ、近い将来もう
日本は確実にダメになってしまうだろうと
いう気持ちが半分、まぁなんとかなるのかも
しれんなぁという気持ちが半分。


今日の小遣い帳／
食材費　1,530円
酒類　534円
ゴムボール　105円
百瀬博教「不良ノート(上・下)」　1,000円
吉田豪「サブカル・スーパースター鬱伝」　1,200円
園子温「非道に生きる」　750円
小西康陽「マーシャル・マクルーハン広告代理店。」　1,300円
さいとう・たかを「鬼平犯科帳(46)」　350円
Rudy Smith Quartet 「Still Around」　1,000円
-----------------------------
計　7,769円

今日の一曲／Horace Silver Quintet 「Love Vibrations」
Horace Silver - Love Vibrations

喝！男装

昨日、古着屋のコート売り場で、特に
試着室行くでもなくその場でコートを
羽織ってみたんですサイズ合うかなと。

ただ、フード付きパーカーを着てた為、
それでフード付きコートを羽織るのも
ゴワゴワするので、パーカーを脱いで
Tシャツになってから羽織ってみる、
などという行為をやっておりますと。

するとちょうどその時、私の右手から
人が近づいて来るのが見えたんですが、
特に意識するでもなくコートを試着して
いたら、私の前にするすると手がのびて
きて、棚に掛かってる赤いコートを遠慮
がちに撫でているので、「あ、俺、いま
邪魔？」と思って、でもその手を見ると
色白の細い指先にはツヤツヤに整えられた
きれいな爪が輝いていて、「あれ？ここ
メンズコーナーなのに、この手は女性か？」
と思いチラリとお顔に目をやるとそこには
がきデカのコマワリ君みたいな顔の中年男性

（全身白の衣服）がニヤリと立っていた。

コマワリ君は、私の目の前に掛かっている
赤いコートを、その白い指で愛撫するように
撫で続けていて、また一瞬私は「あ、俺、
いま邪魔？」と思ってみたもののどうも様子
がおかしいことに気付く。ずーっと私の目を
見つめてて、「んふ～んふ～」という吐息
が聞こえんばかりの表情なのだ。

このコマワリ君、確実にホモである。ゲイって
いうと、ヒゲもじゃ系の肉体派もイメージして
しまいますが、このコマワリ君はオネエ系ホモ。
私は誘われていた、というか獲物？のようだ。

私はこういった、ヒゲもじゃ系肉体派と真逆の
男色家に好まれる傾向にあることは、若い頃から
重々自覚する経験がありましたが、私にその気が
全くないので、本気で誘われるといまだに怖い。

咳払いするように険しい目線で牽制すると、さっと
コマワリ君はその場を去ったので、私も今のうちだ
と店を出ようとすると、すでにコマワリ君が先回り
して、店の出入口手前で「んふ～んふ～」と
また私を見つめてくれていた。あざーっす。


「人生、何事も経験だ」という考えに私もノリたい
んだけど、じゃあそれどこまで経験してみる覚悟が
あるのかと問われると、案外ダメっすね自分。


今日の小遣い帳／
さんほんめん　900円
食材費　1,544円
酒類　498円
-----------------------------
計　2,942円

今日の一曲／塚本功 x 長山雄治 x 坂田学「ムームーソング」
ムームーソング - 塚本功 × 長山雄治 × 坂田学

いきり立つマスラオよ

吉祥寺RAREが半額祭をやっていて、
三連休と無縁で仕事帰りの私は
時間もないので慌てて漁り買い。
持ってるアルバムをまた買って
しまったような気もするけれど、
まぁいいか。

その後いつものスーパーで買い物。
レジで1,962円の会計に10,062円を
渡すと店員のねーちゃんが「5千と
62円お預かりします」と言うのだが、
現金を吸い込む機械式レジなので
機械はお釣りを間違えないもんなと
そのまま黙っていると、ねーちゃん
平然と「お先に大きい方5千6千7千8千
お返しです、残り小さい方1円のお返し
です」といいながら8,100円を手渡して
くれる。5,062円預かって8,001円返す、
と堂々と言い放って澄ましてんだけど、
まぁいいか。

帰宅すると、ヨメが息子に向かって
ももクロのダンスを披露していた。
その動きが、どんくさいを超越して
何か得体の知れない儀式のようで
もの凄く怖かったのだけれど、息子は
普通に楽しんで見てるようだったので、
まぁいいか。

晩酌中にヨメが言う。「今日アトレの
レジに並んでたら（息子が）突然さぁ、
“チンチン大きくなっちゃった”って
言ってその場でオムツとズボンおろして
いきり立ったチンコ出してさ…」
確かにそれは困るけど、でも3歳児なら
許されるというか、逮捕されるわけでも
ないし、まぁいいか。

などと、大抵のことは、まぁいいか、で
流している私でありますが、今度の選挙、
自民党に票が集まっては、まぁいいか、
じゃ済まされないと思うんだけど、どうか。

などといくら考えたところで、所詮選挙
なんて数の問題で、どうせ日本の多数を
占めるジジイとババアが自民に入れれば
自民が勝つ。人間は昔から、ただ過ちを
繰り返しながらだらだらと生きながらえる。

それならそれで、まぁいいかと諦める。
かしこい僕達は愉快な人生を送ろう。


今日の小遣い帳／
長浜ラーメン　800円
食材費　1,708円
酒類　1,466円
□□□「CD」　945円
Theピーズ「赤羽39」　840円
玉川裕高 with フリーボ　210円
KAN「カンチガイもハナハダしい私の人生」　840円
KINGDOM★AFROCKS 「Live in Afro City」　367円
本田竹曠「ワッツ・ゴーイング・オン」　840円
Emi Meyer 「Curious Creature」　735円
Kenny Rankin 「INSIDE」　735円
Lorraine Johnson 「The More You Want」　735円
-----------------------------
計　10,221円

今日の一曲／真島昌利「かしこい僕達」
真島昌利 かしこい僕達

シモの咳

うげげ、もう11月も終わっちまいそうな…

なんとか風邪を治して、先日福岡に帰省、
というか実際は下関に滞在して少しばかり
遊んできました。

息子は3歳で、航空運賃は1人前かかるので、
なるべく安くあげるためにモノは試しだ、と
今回初めてエアアジアを利用。CAさんの化粧
がアジアンチックでケバめなのが面白い。


書体がFenderのロゴみたい

息子は前々から「早く飛行機乗りたい！」
と言ってたわりに、せっかく窓際の席に
座らせても外を眺めたりせず


アンパンマンジュース飲んで


おやつ食べて


ただiPhoneでアンパンマンを観続けていた

出張慣れしたビジネスマンのようである。


到着の翌朝、下関の魚市場に。さすがフク
ことフグがフィーチャーされてるんですが、





詳しいことはよくわからんのですがなんか
お寿司をね、ガンガン食べさせようという
スタイルの市場で。新鮮で旨いのはもちろん、
珍しいお寿司がたくさんあって。


まぐろ脳天とかクジラのいろんな部位とか


息子とヨメはエビフライもかじる


あとはまぁ、瀬戸内海の日の出を見たり、



閉店セールの変な古本屋の隣に「百円食プ」
という看板を見たり、





帰りの飛行機搭乗で、真ん前に並んでるこの
dj honda の帽子被ったオジさん。彼のスーツ
ケースに付いてる旅行者用の名札を何気なく
見てみると「Ken Ishii」と書かれてたり。


エアアジアを実際利用した感想としては、
ANAなどに比べると、移動時間（拘束時間）
がちょっと長くなってしまうという面は
あります（吉祥寺から羽田はバスで1時間、
今回の成田へはバスで2時間弱）。しかし
トータル金額は6割程度に抑えられるし、
機内座席の狭さもこのくらい安い料金なら
大して気にならない、という感じでした。


んで東京に戻ってきたら、また一家で風邪を
ひきました…




今日の小遣い帳／
お好み焼きそばビール　3,100円
スライム　320円
-----------------------------
計　3,420円

今日の一曲／佐藤博「シャボン玉」
シャボン玉

態様の奇節

いつも立ち寄るスーパーで初めて見る青年が
実習中の札をつけてレジをやっておられたの
ですが、おそらく190cm以上はあろう長身で、
ポイントカード渡したりお釣りもらったりする
手の位置が普段よりかなり高くなってびびる。

ここんとこパッとしない日々が続いてるので、
先日少しでもパッとしようと、中古専門の私が
新品でマンガを3冊購入。という行為がすでに
パッとしてないが、もうこれはしょうがない。

3冊で3,000円をゆうに超えるのは高いなぁ…
と思うのは、普段なんでも定価の6割くらいの
中古で買っている私の悪いクセでしょうか…。
その所為か、自分で自分のことが人として
4割引き程度のパッとしない人間に思えてくる
から不思議ね！ でももうこれはしょうがない。

タナカカツキ先生の「部屋へ！」、最高でした。
（こちらで序章がまるまる読めるズラ）


息子に強力な風邪をうつされ、相変わらず極端に
血液不足で抵抗力がないのか、完全にくたばって
しまったのは、さすがパッとしない人間、としか
言いようがありません。そんでこれがなっかなか
治らなくて、キツい。思いっきり弱っています。

耳ってすごいな。俺の眼鏡を根本的に支え、更に
いま装着しているマスクさえゴムを掛ける場所と
して支えてくれている。おまけにいま聴いている
音楽だって、耳がイヤフォンを挿入させてくれて
いるからであって、つまり一人三役をさり気なく
こなしてくれている。俺は耳にまじ感謝する。

とかふと考えこんだりするほど弱っています。


息子の描いた「おとうちゃん」、は元気そうだな！

みんな、風邪に注意な！
つーか、もう11月なんだな！


今日の小遣い帳／
食材費　845円
酒類　1,048円
「リバースエッジ 大川端探偵社(1)(2)」　455円
いがらしみきお「I(2)」　550円
中村まり「SEEDS TO GROW」　1,200円
ザ・なつやすみバンド「TNB!」　1,100円
SMASH HITS 「スチャラカデイズ」　480円
-----------------------------
計　5,678円 （The 5.6.7.8's !!）

今日の一曲／THE CHILL 「Ourselves Alone」
THE CHILL ourselve alone

想像力のカプセルを尻に飲み込んで

土曜、晴天、息子の保育園の運動会ズラ。




フォークダンスが猿まわしのようだ…

去年もそうでしたが、なんか園児たちの
健やかな動きっぷりを見ているだけで
感動してしまう。踊りとかリレーとか。
おじいちゃんの心境ってこんなだろうか？


日曜、晴天、というか夏のよう。根津へ。
和太鼓の演奏なんかも見られるというので
息子連れて「根津・千駄木下町まつり」に
行ってみた。なかなか楽しかったズラ。
おれは根津に住みたいズラ。





お相撲さんがちゃんこ鍋作ってくれるってよ、
と言うと、息子が「行く！行きたい！」と
異様に食いつく。しかし実際に巨体若手衆が
（ちゃんこ用に）餅つきするのを見てビビり、
近づこうとすらせず。



私はちゃんこ鍋ってどんな感じで作るんだろ？
“部屋秘伝のだし”とかあんのかな、などと
調理をこっそり観察していたら、随分大雑把な
作り方でちょっとびっくりしたのですが、要は
鶏肉を茹でたスープに顆粒コンソメと昆布茶の
粉をワッサーと入れ、そこにぐいぐいと野菜
やらキノコやら入れて、お醤油と白コショウで
味整えて完成、という感じ。玉ねぎなんかが
入ってるのも面白いけどこれがなかなか美味で、
ウチでも試してみたら簡単にできたズラ。


はん亭前でなぜかエアギター。
そういえば去年、築地はん亭でランチ食べて
その30分後くらいにあの震災が起こったズラ。


なんかもう10月も終わるなぁ…


などと感傷にひたってるヒマはねーズラ！
一旦帰宅して急ぎ私はひとりィヨコハマへ。
元町・中華街駅で降り、ＣＫＢ「中華街」を
口ずさみながら山下公園を歩く。
おれは横浜に住みたいズラ。

2年ぶりに開催された「Toi Cruise」、夏日で
よかったス、Ｔシャツにアノラックだけで
寒くもなく暑くもない秋の夕暮れ
虫たちがやさしく囁くのが聞こえる
風は近づく冬の気配を感じさせてくれるし
海の香りに包まれて…
なんつー感じでてへぺろ 。

今日は赤レンガでもイベントやってる様子、
ちょうど真心の出番みたいで倉持の声を
背で聴きながら乗船。

来月出るというトイちゃんの新譜がＳＥ、
これ聴きながら横浜港を周遊するだけで
いい気持ちズラ。でかい音鳴らしながら
旋回する船はどことなく田舎の暴走族の
ようでもあり、間抜けにも思えて良し！



素敵なライブが終わり、船を降りると、
片付け？してるトイちゃんが船上から
帰る客に向けてにこやかに手を振る。
その姿、天皇陛下みたいだったズラ。


思ったんだけど、住みたいと思うどの街
にも1時間あれば行けてしまう便利な街
が私の住みたい街かもしれん。



息子が変なおじさんを車に乗せて遊んでた


今日の小遣い帳／
豚レバーニラ炒め　850円
食材費　1,169円
酒類　376円
-----------------------------
計　2,395円

今日の一曲／タモリ「チック・コリア風ピアノ演奏技法」
タモリ『努力なしでチック・コリア風ピアノ演奏の技法発表』

R.I.P.

ヨメのおばあちゃんが亡くなったとの
連絡があり、朝霧から帰宅した翌日に
急ぎ新潟へ行き、お通夜・葬儀に参列
してきました。享年92歳、大往生。

おじいちゃんもかなりの高齢でだいぶ
カラダも弱くなっておられるのですが
気丈に振る舞い、おばあちゃんへの
お別れのあいさつのとき声を張って
「長い間、ありがとう！」

そして棺を閉じる最後のお別れの場で
おばあちゃんの顔に手を添えて
「おつかれさんでした！」

短い言葉だけれども、大きな声でしっかり
発せられたおじいちゃんのそれらの言葉に、
僕は胸がつまった。
ひとが死に際し「おつかれさんでした！」
と言ってあげられる（言ってもらえる）
ことは素晴らしいことに思える。



ヨメの実家に立ち寄った際、息子がピアノを
見て「弾く！」というので弾かせてみたら、
いきなりオリジナルソングを弾き語り始めた。

謎のオリジナル曲「シェーってしてから」
シェーってしてから

レクイエム、と受け取るべき、なのか…？

朝霧JAM 2012 リポート

【10/6(土)～10/7(日)】

先週行ってきました恒例の朝霧ジャム、息子連れて。
7:00に新宿発のバス。曇り。中央道に乗った時点で
（府中手前で事故もあったようで）大渋滞す。

談合坂でトイレ休憩を終え、乗客人数を数えていた
運転手さん「45人のはずが46人いる！」。乗客が
一瞬「え？」とざわざわ。出発時に女性スタッフが
大人45人でカウントしつつ、息子に座席をこっそり
用意してくれたからみたいなのだが、黙っておく。

バス内に子どもは息子1人。「あ！はしご消防車！」
「あ！救急車！」「ほら！ショベルカー！」などの
声が静かな車内に虚しく響きます。




今年はついに例年参加のタナカ・クソ・グループ







が不参戦となり、唯一別便で先に会場入りしている
イトウにテントの場所取りを依頼。好位置をキープ
してくれたので、息子に「イトウお前できる男だな」
と棒読みのセリフを言わせてお礼。テントも無事に
張り終え、徐々に青空が広がって暑いくらい。







ふえ～気持ちいい。ここに来ると頭痛肩こり腰痛が
突然消えるからすごい。この感じでゆるりとお酒を
飲みながらステージ観たいところですが、息子が
とにかく「和太鼓観たい！叩きたい！」というので
私はずっとそれに付き添うハメに。



1日目まともに観たのはウィルコ・ジョンソンだけ。
ウィルコはもうずっとツルッパゲの頭だけど、一時
ハゲチョーとして話題を集めたベース弾きの相棒、
ノーマン・ワット・ロイの後ろ髪が短くなっていて、
ハゲチョイですらなかったのはショックだった。





ステージ前にアコギを抱えた爺さん。危ねーなぁ。
けど、70年代リアルタイムでDr.Feelgoodを観てた人
っちゅうのは、あれからもう40年近く経ってるわけ
ですから、こんな爺さんが観てても全然不思議では
ないんだよなぁという不思議。

ウイスキーの小瓶を空けてふらふら心地良い私は
ヨメと息子に「リー・ペリー近くで観てきなよ」と
アドヴァイスするも、息子が「怖い！怖い！」と
言ってすぐ戻ってきた。

ワシ「あのヒゲの赤いおじいさんはね、神様よ」
息子「え、神様？」
ワシ「うん、お父ちゃんよく言ってるでしょ、
こっそり悪いことしても神様は見てるよって」
息子「うん」
ワシ「神様ってあのおじいちゃんよ」
息子「そうなの？あのおじいちゃん神様か…」

リー・ペリーの音に包まれながら就寝。


翌朝、パラパラとテントを打つ雨の音。うげぇ、
2日目は雨なのか…と寝袋の中でモゾモゾして
おりますと、先に起き出した息子が


「お父ちゃん！もう神様いない、ほら！」


「ねーねー、もう帰っちゃったのかな…
　神様ってどこに帰るのかな…」

神様、長生きしてください。

早朝の雨はやみ天気は徐々に回復。ラジオ体操が
済みますと、なんと今年、しょっぱなの和太鼓の
ステージ演奏がなく（なんでなくなったんだ！）
息子が非常に残念がる。その無念を晴らすため
なのか、2日目もずっと和太鼓ワークショップに
入り浸る息子の付き添い…。あとキッズランドで
遊んだりで、結局私がまともに観聴きできたのは
七尾旅人とDirty Projectorsくらい…
それもまた良し！











こうなるともはやウチの場合、フェスというより
和太鼓キャンプと呼んでもよさそうですが。

ちなみにやっぱカラダが冷えたのかこの2日間で
私の尻からは相当な量の血しぶきが舞い、会場内
のトイレはおろかサービスエリアのトイレなどで
壁や床を血みどろにしてしまいました。

せっかく頭痛肩こり腰痛が消えたのに、帰宅すると
カラダ中が痛く、顔色が悪くなっていました。

みんな、貧血には注意な！



完