2012年10月22日月曜日

想像力のカプセルを尻に飲み込んで

土曜、晴天、息子の保育園の運動会ズラ。




フォークダンスが猿まわしのようだ…

去年もそうでしたが、なんか園児たちの
健やかな動きっぷりを見ているだけで
感動してしまう。踊りとかリレーとか。
おじいちゃんの心境ってこんなだろうか?


日曜、晴天、というか夏のよう。根津へ。
和太鼓の演奏なんかも見られるというので
息子連れて「根津・千駄木下町まつり」に
行ってみた。なかなか楽しかったズラ。
おれは根津に住みたいズラ。





お相撲さんがちゃんこ鍋作ってくれるってよ、
と言うと、息子が「行く!行きたい!」と
異様に食いつく。しかし実際に巨体若手衆が
(ちゃんこ用に)餅つきするのを見てビビり、
近づこうとすらせず。



私はちゃんこ鍋ってどんな感じで作るんだろ?
“部屋秘伝のだし”とかあんのかな、などと
調理をこっそり観察していたら、随分大雑把な
作り方でちょっとびっくりしたのですが、要は
鶏肉を茹でたスープに顆粒コンソメと昆布茶の
粉をワッサーと入れ、そこにぐいぐいと野菜
やらキノコやら入れて、お醤油と白コショウで
味整えて完成、という感じ。玉ねぎなんかが
入ってるのも面白いけどこれがなかなか美味で、
ウチでも試してみたら簡単にできたズラ。


はん亭前でなぜかエアギター。
そういえば去年、築地はん亭でランチ食べて
その30分後くらいにあの震災が起こったズラ。


なんかもう10月も終わるなぁ…


などと感傷にひたってるヒマはねーズラ!
一旦帰宅して急ぎ私はひとりィヨコハマへ。
元町・中華街駅で降り、CKB「中華街」
口ずさみながら山下公園を歩く。
おれは横浜に住みたいズラ。

2年ぶりに開催された「Toi Cruise」、夏日で
よかったス、Tシャツにアノラックだけで
寒くもなく暑くもない秋の夕暮れ
虫たちがやさしく囁くのが聞こえる
風は近づく冬の気配を感じさせてくれるし
海の香りに包まれて…
なんつー感じでてへぺろ 。

今日は赤レンガでもイベントやってる様子、
ちょうど真心の出番みたいで倉持の声を
背で聴きながら乗船。

来月出るというトイちゃんの新譜がSE、
これ聴きながら横浜港を周遊するだけで
いい気持ちズラ。でかい音鳴らしながら
旋回する船はどことなく田舎の暴走族の
ようでもあり、間抜けにも思えて良し!

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素敵なライブが終わり、船を降りると、
片付け?してるトイちゃんが船上から
帰る客に向けてにこやかに手を振る。
その姿、天皇陛下みたいだったズラ。


思ったんだけど、住みたいと思うどの街
にも1時間あれば行けてしまう便利な街
が私の住みたい街かもしれん。


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息子が変なおじさんを車に乗せて遊んでた


今日の小遣い帳/
豚レバーニラ炒め 850円
食材費 1,169円
酒類 376円
-----------------------------
計 2,395円

今日の一曲/タモリ「チック・コリア風ピアノ演奏技法」
タモリ『努力なしでチック・コリア風ピアノ演奏の技法発表』



2012年10月14日日曜日

R.I.P.

ヨメのおばあちゃんが亡くなったとの
連絡があり、朝霧から帰宅した翌日に
急ぎ新潟へ行き、お通夜・葬儀に参列
してきました。享年92歳、大往生。

おじいちゃんもかなりの高齢でだいぶ
カラダも弱くなっておられるのですが
気丈に振る舞い、おばあちゃんへの
お別れのあいさつのとき声を張って
「長い間、ありがとう!」

そして棺を閉じる最後のお別れの場で
おばあちゃんの顔に手を添えて
「おつかれさんでした!」

短い言葉だけれども、大きな声でしっかり
発せられたおじいちゃんのそれらの言葉に、
僕は胸がつまった。
ひとが死に際し「おつかれさんでした!」
と言ってあげられる(言ってもらえる)
ことは素晴らしいことに思える。



ヨメの実家に立ち寄った際、息子がピアノを
見て「弾く!」というので弾かせてみたら、
いきなりオリジナルソングを弾き語り始めた。

謎のオリジナル曲「シェーってしてから」
シェーってしてから

レクイエム、と受け取るべき、なのか…?





2012年10月13日土曜日

朝霧JAM 2012 リポート

【10/6(土)~10/7(日)】

先週行ってきました恒例の朝霧ジャム、息子連れて。
7:00に新宿発のバス。曇り。中央道に乗った時点で
(府中手前で事故もあったようで)大渋滞す。

談合坂でトイレ休憩を終え、乗客人数を数えていた
運転手さん「45人のはずが46人いる!」。乗客が
一瞬「え?」とざわざわ。出発時に女性スタッフが
大人45人でカウントしつつ、息子に座席をこっそり
用意してくれたからみたいなのだが、黙っておく。

バス内に子どもは息子1人。「あ!はしご消防車!」
「あ!救急車!」「ほら!ショベルカー!」などの
声が静かな車内に虚しく響きます。




今年はついに例年参加のタナカ・クソ・グループ

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が不参戦となり、唯一別便で先に会場入りしている
イトウにテントの場所取りを依頼。好位置をキープ
してくれたので、息子に「イトウお前できる男だな」
と棒読みのセリフを言わせてお礼。テントも無事に
張り終え、徐々に青空が広がって暑いくらい。







ふえ~気持ちいい。ここに来ると頭痛肩こり腰痛が
突然消えるからすごい。この感じでゆるりとお酒を
飲みながらステージ観たいところですが、息子が
とにかく「和太鼓観たい!叩きたい!」というので
私はずっとそれに付き添うハメに。



1日目まともに観たのはウィルコ・ジョンソンだけ。
ウィルコはもうずっとツルッパゲの頭だけど、一時
ハゲチョーとして話題を集めたベース弾きの相棒、
ノーマン・ワット・ロイの後ろ髪が短くなっていて、
ハゲチョイですらなかったのはショックだった。

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ステージ前にアコギを抱えた爺さん。危ねーなぁ。
けど、70年代リアルタイムでDr.Feelgoodを観てた人
っちゅうのは、あれからもう40年近く経ってるわけ
ですから、こんな爺さんが観てても全然不思議では
ないんだよなぁという不思議。

ウイスキーの小瓶を空けてふらふら心地良い私は
ヨメと息子に「リー・ペリー近くで観てきなよ」と
アドヴァイスするも、息子が「怖い!怖い!」と
言ってすぐ戻ってきた。

ワシ「あのヒゲの赤いおじいさんはね、神様よ」
息子「え、神様?」
ワシ「うん、お父ちゃんよく言ってるでしょ、
こっそり悪いことしても神様は見てるよって」
息子「うん」
ワシ「神様ってあのおじいちゃんよ」
息子「そうなの?あのおじいちゃん神様か…」

リー・ペリーの音に包まれながら就寝。


翌朝、パラパラとテントを打つ雨の音。うげぇ、
2日目は雨なのか…と寝袋の中でモゾモゾして
おりますと、先に起き出した息子が


「お父ちゃん!もう神様いない、ほら!」


「ねーねー、もう帰っちゃったのかな…
 神様ってどこに帰るのかな…」

神様、長生きしてください。

早朝の雨はやみ天気は徐々に回復。ラジオ体操が
済みますと、なんと今年、しょっぱなの和太鼓の
ステージ演奏がなく(なんでなくなったんだ!)
息子が非常に残念がる。その無念を晴らすため
なのか、2日目もずっと和太鼓ワークショップに
入り浸る息子の付き添い…。あとキッズランドで
遊んだりで、結局私がまともに観聴きできたのは
七尾旅人とDirty Projectorsくらい…
それもまた良し!











こうなるともはやウチの場合、フェスというより
和太鼓キャンプと呼んでもよさそうですが。

ちなみにやっぱカラダが冷えたのかこの2日間で
私の尻からは相当な量の血しぶきが舞い、会場内
のトイレはおろかサービスエリアのトイレなどで
壁や床を血みどろにしてしまいました。

せっかく頭痛肩こり腰痛が消えたのに、帰宅すると
カラダ中が痛く、顔色が悪くなっていました。

みんな、貧血には注意な!