2012年6月20日水曜日

無責任

こないだ息子に絵本を読み聞かせていた時、
ストーリー上に「死」が出てきたところで
すぐさま息子が「なんで死ぬの?」
「なんで死んじゃったの?」
と質問してくるので、

・生まれてきたものは必ずみんな死ぬ
・赤ちゃん→大人→いずれヨボヨボになって死ぬ
・人間に限らずいつか死んでしまうのが生きもの

ということを易しく説明したところ、息子は
突然シクシク、ヒクヒク、目からぽろぽろ涙。

「死ぬのは悲しい気持ち」
「おとーちゃんとおかーちゃんが死んだら悲しい」
「(自分が死んだら)おとーちゃんもおかーちゃんも
悲しいでしょ…」

と言ってずっと泣いていた。

3歳になると「死」のことがなんとなくわかるのか!
と感心してしまいました。


毎年恒例、健康診断の結果が来まして、
【尿酸】→C1(要治療)
【貧血】→C1(要治療)

他、異常なし。これであれば安全基準を満たしており、
朗らかな家庭生活を守るためにも飲酒再稼働が必要
(止めたことねーけど)との方針を表明しました。
「家庭内論がニ分する中で、責任を持って判断した。
最終責任者は私。万全を期すことで責任を果たす」
と述べました。


今日の小遣い帳/
レッドカレー 980円
食材費 1,695円
酒類 752円
一十三十一「City Dive」 2,600円
-----------------------------
計 6,027円


今日の一曲/朱里エイコ「ディープ・パープルはどこ?」
ディープ・パープルはどこ?/朱里エイコ(Eiko Syuri)

2012年6月19日火曜日

ジャンヌ 朦朧

夜勤連投をようやく終え…単なる睡眠不足と
単なる年齢的ダルさとのハザマでまたもや
尻の痛みが…。神様、ラクになりたいです…


例えば飲食店。まぁ行っても7~10日に1回
訪れるくらいの頻度ですよ。最初の頃なんか
会計を済ませてお店を出ようとしても普通に

「ども、ありがとございまース」
「はい、ありがとうございましター」

だった店員さんの声が、その頻度でずーっと
通っているうちにある日突然、微妙な笑顔で

「毎度! ありがとうございます」
「いつもすいません! ありがとうございます」

みたいな声に変わる、ということはよくあって、
これはこれで私みたいな過剰な恥ずかしがり屋
の人間としましては「うわっ、通ってるのもろ
バレてる…」と、それキッカケになかなかその
お店に行きづらくなる、という感じなのですが。

(以降、帽子やメガネ、あと微妙に服装を変えて
行くことで気付かれなかった時、妙に安心したり
する…のですが、ふと、俺は一体何やってんだ?
と思うこともあります)

今日はいつもちょくちょく立ち寄る古本屋のオヤジが、
私が来店するなり「あぁまたアイツか」みたいな一瞥
をくれたと思ったら、会計時に明らかに920円のハズ
なのに「900円!」と(軽~く)マケといたから!的
空気を漂わせてきやがった。

こういう時は、(経験上)「920円、あ、900円でいいよ」
と言ってもらえるとうれしいのですがネ。そしたら「え」
なんつって「すんませんまた来ます」とかなんとかアイソ
よく言っといて敢えて1ヶ月くらい行かない、とかなんとか
やってヒヒヒとまたご無沙汰後に変装気味で来店する、とか
やって楽しんだり。


今朝、TBS「はなまるマーケット」で“ネットスーパー”の
特集やってたんですよ。もうわざわざスーパーに出かける
必要ないですよね家で朝ネット注文すれば夕方には注文した
食材が届きますしかもネット注文だとこれだけお得、的な。

思ったんですけど、こーゆーのはスーパーに限らず、自ら
カラダ張った比較検討、というものを放棄するようなシステム
に慣らされていくようなもんじゃないですか? せいぜい
「比較検討してるわよあらゆるネットスーパーを!」てな
レベルであって。

つまり、人間として勘がニブるって話じゃないでショカ。
一言目に「便利」と言うのはいいですけど、そんなこと
言ってる人の目ん玉、アシの早い魚みたいすヨ!
何と比べて便利なのだ? 便利と言うが、その便利がお前に
最終的に一体なにをもたらしてくれるというのだ?

もっとほら、あそこの中古レコード屋のオッサンが閑古鳥の
店内でずーっと溜息ついてた、とか、あそこの古本屋のオヤジが
社会保障政策をないがしろにした政府のやり方を扱っている店内
で流してるラジオ放送にたまに舌打ちしてた、とか。

そーゆーの大事にしていかんと、もう、日本は原発再稼働しまくる
だけだぜぇ~。(ネットスーパーの拠点は巨大冷蔵庫、この手の
事業が一番電力を食うのである、それを報道しながらなぜ馬鹿げた
消費行動を焚き付けるよな番組を平然と流すのか、私はネ、毎日
ワナワナしてますよ…)


今日の小遣い帳/
骨付きチキンカリー+ビール 1,350円
食材費 2,219円
酒類 1,098円
山田芳裕「へうげもの(13)」 350円
かわぐちかいじ「僕はビートルズ(10)」 350円
嵐山光三郎「人妻魂」 500円
山上たつひこ「半田溶助女狩り」 400円
水木しげるの妖怪人生絵巻 500円
Kenny Rankin 「Silver Morning」 1,223円
DORIAN 「STUDIO VACATION」 945円
-----------------------------
計 8,935円


今日の一曲/東京スカパラダイスオーケストラ「君と僕」
Kimi to boku Tokyo Ska Paradise Orchestra



2012年6月12日火曜日

Good Vibrations

私のような、へなちょこな毎日を過ごす
温厚な人間でも、まぁ職場なんかでは
カチンとくるようなイヤな出来事にも
出くわして、ほんと世の中にはクソみたいな
人間ていて実にイヤな物言いをするもんだなぁ
と思いながら大体は飲酒して忘れるようにして
いるのですが。


息子が保育園で、先生たち(みんな女性)の
髪型や服装のちょっとした変化にもいつも
気がついて

「○○先生、今日髪を結んでてかわいいね」
「○○先生、ピンクのお洋服かわいいね」
「○○先生、髪を下ろしてるのかわいいよ」

とか言ってるらしく、その言い方がとても
ナチュラルなのですごい、どうやってそんな
(サラリーマンが職場で使うような)ワザを
身につけてるんですか? とヨメが先生から
言われたそうで。

それはズバリ、私が毎晩息子と一緒にNHKの
井田さんの天気予報を観ながらファッション
チェックをやっているからと思われます。

ワシ「あ、井田さん今日の髪型かわいいね」
息子「うん、カワイイね」
ワシ「おとーちゃん、こんな結んだ髪型好き」
息子「うん、カワイイよ」
ワシ「でもお洋服は、今日はちょっと地味ね」
息子「ジミ? ジミってなに?」
ワシ「もっと明るい赤とかさ、ブルーとかさ」
息子「赤とかブルーとか、好き」
ワシ「そーゆーのが似合うと思うけどね」
息子「でも、ポケット、ほら」
ワシ「あー、今日の服、面白いポケットだね」
息子「ステキなカタチ」
ワシ「すげーなぁ、ステキって知ってんの?」
息子「うん、いいカタチ」

とかなんとか、毎晩やっているのであります。
それの延長というか真似事の感じで息子は
保育園で先生方を褒めているんじゃなかろうか?
息子は遊びのつもりかもしれませんが、それで
先生方が楽しんでくれるんだったらこれはこれで
いいことだと思います。

Beach Boys (New STEREO) Good Vibrations HD 1966
Good Vibrations てそんな歌だったよナ~(ブライアン…)

人間はこんな風に、人を気持ちよくする言葉を
いつでも発するべきですよ。大人はほんと毎日、
ヒトを呪うようなことばっか言ってるでしょう。
それによって酒も売れるのかもしれんが…
(私は仕事やめれば酒など無用、酒やめられる、
とヨメに言ったら、仕事せずに亀と暮らしてた
時代を思い出してみろ、お前にそれができてた
のかって話、と返されて私は黙った)


えー、今日も息子に学びました。なんつって。


今日の小遣い帳/
カレー鶏唐揚げ炒め 950円
食材費 461円
酒類 1,048円
-----------------------------
計 2,459円


今日の一曲/やまがたすみこ「虹になりたい」
南の虹のルーシー/虹になりたい やまがたすみこ



2012年6月10日日曜日

傲慢チェチェッ

「チェッコリー」という歌の正しい歌詞を
いまだによく知らないのですが、保育園で
聞きかじってきたのか息子が

チェッチェッコリ
チェッコリッサ
腐ったまんま
腐ったまんま

と歌っていて、ん?ひょっとしてそれは
俺のことを歌ってんのか? とちょっと
びくっとしてしまいました。

今日はあいにくの雨でしたが、「雨天決行」
の告知に釣られ、井の頭公園のはずれまで
息子と2人で「どじょうつかみ大会」に
行ってきました(どしゃぶりの中な)。

すでにたくさんのチビッコらがどじょうの
放たれたビニールプールのまわりを囲む
ようにもうギュウギュウに陣取っており、
息子は気後れしながらも「入ーれーて」と
弱々しい声をかけるのですが、ガラの悪い
チビッコらは完全無視(というか聞いてない)。

120609_01.JPG
苦戦

オロオロしてる息子の姿に、現代社会をオロオロ
しながら生きている自分の姿が重なり、ちょっと、
泣きそうになる。

120609_02.JPG
なんとかどじょうゲット

ちょうどこの時間、ヨメは保育園の面談に行って
いたのですが、担当の先生から聞いた話によると、
息子は保育園でも、数人の女の子チームが遊んでる
ところに「あーそーぼ」と声をかけるのに
「遊ばない!」と断られてよく泣いているとの
ことで、これもちょっとせつないのですが、
まぁでもそういう経験を積み重ねることでやがて
鉄の心を獲得し、あまのじゃくとしての生き方を
決心し、ついでに2浪とかして人と話そうともせず、
本読んで音楽聞いて酒飲んで寝て翌日二日酔いで
吐く、みたいな苦笑いの素敵な人生を送ることが
できるのでありましょう、フハッ。

120609_03.JPG

とかなんとかやりながら、結局たくさんのどじょうを
家に持ち帰るハメになりまして、仕方なく去年の夏
カブトムシを入れてた虫カゴに水を入れて、そこに
どじょうを移し替えましたが、結構でかいのが何匹も
いるので狭く、すでに動きが鈍り始めています。

息子はその様子を「見て、しんどりしてる、ほら」と
言う。“しんどり”っていうのは、おとなしくぐったり
した感じのことらしく、これはこれでなかなかいい
表現するもんだなぁと感心しました。


野田どじょう内閣に、しんどりしているヒマはない。
汚染された土壌でどじょうはどう生きるつもりなのか。
責任取るとか言って何するつもりなのか? どぜう鍋に
なりますっつって釜茹でにでもされるつもりなのか?

あ、腐ったまんま、腐ったまんま、と息子が歌ってた
あれはクソ政権に向けた社会派ソングだったのか…?

あ、もしかして、基準値超えで出荷停止になった食物
(マンマ)をただただ腐らせてしまうという現状に
対する悲しみだったのか…?

聴け野田!この野郎!

チェッチェッコリ
チェッコリッサ
腐ったまんま
腐ったまんま


今日の小遣い帳/
計 0円


今日の一曲/Theピーズ「トロピカル」
Theピーズ「トロピカル」PV.m4v



2012年6月6日水曜日

GOD SAVE THE 吸陰

田中直紀(前防衛相)って、眼鏡のレンズが常に
汚れて曇ってます、ってのを世間にアピールした
だけの在任期間だったように思う。


というわけでもないのですが、ちょっと前にヨメが
話してたことですが、なんか職場の研修みたいなやつ
で講師のオッサン(団塊の世代)が“団塊の世代”を
ずーっと「ダンコン…ダンコン…」と言ってて、でも
それを誰が突っ込めるわけもなく、若手はただただ
「ダンコン…ダンコン…」と言うのをみんな黙って
聞いていたそうで。

まぁでも個人的には、定年間近の団塊世代の張本人が
その年齢までダンコンと読み続けてこられたことこそが
貴重であり、むしろそれを(まわりが)大事に守り抜く
ことでより一層そのオッサンの人生はお茶目に豊かに
なるのでは?という気がいたします。

例えばそのオッサンの葬式で、喪主の長男があいさつで
「故人は生涯、団塊をダンコンと読み続け、ダンカイと
いう読み方をついぞ知ることなく天国へ旅立ちました。
生前、職場におきましては累計2万人もの新人研修の場で
ダンコンを連発し、またそれをあたたかく見守って頂けた
父の人生は、単にダンカイと読めてしまう人の人生よりも
お茶目な生涯であったと実に感慨深く…」みたいな…


というわけでもないのですが、息子を保育園に送る際に
「井の頭公園と末広通り、どっち通って行こうか?」と
訊くと

息子「スエハラドージ!」
ワシ「す、据え腹童子? ん? あ、末広通りのこと?」
息子「スエハラドージ!」

「す・え・ひ・ろ・ど・お・り、だよ」と訂正してしまう
よりもスエハラドージの方が面白いので、以来ウチでは
スエハラドージ、イノカシラドージ、などと言ってます。

こーゆー生き方は橋下市長に斬り捨てられるだろーなー。


今日の小遣い帳/
担々麺半炒飯 850円
食材費 1,034円
酒類 1,128円
雑貨類 2,360円
ジョージ秋山「ばらの坂道(上・下)」 1,680円
Television Personalities 「Yes Darling, But Is It Art?」 1,260円
THE STARS 「Perfect Place To Hideaway」 1,500円
-----------------------------
計 9,812円


今日の一曲/Pilot 「Magic」
Pilot Magic


2012年6月1日金曜日

Time For Livin'

【AM6:00】 起きてウンコしてちょっとゴロゴロする
【AM6:45】 NHKニュースを観る
【AM7:10】 シャワー浴びる
【AM8:00】 息子を保育園に送る
【AM8:20】 出勤、家を出る
【AM9:30】 始業
【PM1:10】 昼ご飯
【PM2:10】 午後の業務 
【PM5:30】 終業
【PM6:30】 スーパーで買い物、夕飯支度
【PM7:15】 夕飯(晩酌)、息子の風呂など
【PM10:00】 消灯、ヨメ・息子が就寝
その後、私も適当なところで就寝

最近ヨメの帰宅時間が安定してきたので、
保育園のお迎えをヨメに行ってもらえる
ようになったのですが、基本的にここ
1年半以上(でしょうか?)は平日とか
大体、毎日毎日毎日毎日…ひたすらこの
上記タイムスケジュール(誤差はあっても
5分程度)の繰り返しであります。

そんな退屈な日常に耐えられるか!という
人もいるでしょうし、現に若かりし頃の
自分はこんな生活なんて死んでるも同然じゃ
ないか!と思ってたりしたハズなんですけど、
実は結構、実際にやってみると(やらされて
みると)これはこれで行けるんですよネ、
なんかアンチ的な心持ちで実生活を始めて
みる感じとでも申しますか、若々しき自由
気ままな日常の延長こそがまさに人生の退屈、
というか、なんというか…


原発動かすなバカ、て話ですよ。
今まで通りにやりたがるのは臆病者ですよ。

ん?毎日毎日ただ同じことを繰り返すのも
臆病てことか?

いや、だったら今は臆病になるくらいが
いいんじゃないですか? 厚かましいやつ
ばかりが幅をきかすご時世、畏れをいつも
忘れずに、なんて思っておりますが、まぁ
こんなやつぁ今やただただ搾取されて
人生終わりでしょうなァ、ハハハ(涙目)。


今日の小遣い帳/
長浜ラーメン 800円
食材費 1,857円
酒類 498円
-----------------------------
計 3,155円


今日の一曲/Sly & the Family Stone 「Time For Livin'」
SLY & THE FAMILY STONE ~♫~ TIME FOR LIVIN'