2013年11月26日火曜日

凶行サイケ2




えー、おかげさまでヨメと双子の
1ヶ月検診が終わり経過もかなり
順調とのことで義母の泊まり込み
ヘルプも終了し、いよいよこれから
本格的に忙しい日常が始まるという
タイミングでまた息子が体調を崩し、
先月からもう何度も会社休むハメに。

歌いまくりまくりまくる勝新太郎
よろしくこれでは「休みまくりまくり
まくる3児の父」であります。おまけに
「血出まくりまくりまくる惨痔の父」
であります。

しかしよぉ、なにが「未来はそんな悪く
ないよ」だよ、そんな甘かないよ!
誰だそんな呆けたこと言ってるやつぁ!
宝くじでも買って寝てろ!


今日の小遣い帳/
食材費 612円
酒類 534円
雑費 360円
内田裕也「さらば愛しき女よ」 1,800円
スクーターズ「女は何度も勝負する」 1,440円
Kenny Burrell 「Midnight Blue」 560円
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計 5,306円

今日の一曲/ザ・タイマーズ‎「国名改正論(「逃げ腰」という国の国民)」
国名改正論(『逃げ腰』という国の国民) - The Timers



2013年11月20日水曜日

ポール牧カートニー


行って来ました、Sir Paul。

大阪では「マイドー」「オオキニー」、
福岡では「カエッテキタバイ」など、
ご当地言葉でのMCを披露したという
ポール師匠、さすがに東京でかます
ギャグならもう指パッチンくらいしか
ないんじゃかな、などと思っていたの
ですが勿論そんなもんはありませんで
「タダイマー」などと仰ってました。

131120_01.JPG
(初めてiPhoneパノラマで撮ったズラ)
この中に志村けん、寺尾聰、谷村新司
がいますヨ

ゆでたまご先生描くところの完璧超人
とはつまりポールのことだったんじゃ
ないか、と考えさせられる一夜でした。

あんまりグダグダ書くのもアレなんで
思いつく感想を簡単に書き留めますと、

・ハゲること一切なく髪もさわやかに、
腰まわりがほんのちょっとだけふんわり
してるけど、スリムで美しいシルエット

・ちょっとお疲れ気味か?との懸念を
思いっきり裏切る、オリジナルキーで
難なくやってのける喉・声の凄まじさ

・「歌いまくりまくりまくる勝新太郎」の
レベルではなく、水分無補給で3時間弱、
圧巻のプレイとともにガチに全身全霊
傾けて歌いまくる71歳の姿、その軽やかさ

・知ってる曲が始まると、NHKのど自慢じゃ
ねーんだぞと思わず言いたくなるほどの
しょーもない手拍子をひたすら続ける客、
そして子どもから老人、筋金入りのロック
ファンまで、あらゆる人間を魅了するその
パフォーマンス、あっぱれ

・ポールに今できる全てのこと(求められて
いること)を、惜しみなく見事に披露して
くれた感じ、圧倒的強さ、はまるで横綱相撲

…キリがないのでこのへんにしておきます。

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「Black Bird」弾き語りの時だけすげー高く
せり上がったステージ、なんだったんだ?

最後は、ポップ・ミュージックの博物館とも
称される「Abbey Road」後半メドレーから
なんと
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End
でのフィニッシュ。ヤラレタ。

131120_03.JPG
最後、凄まじい紙吹雪が


帰宅後、ヨメは私の感動をヨソに
「ポールと結婚して離婚して、
たっぷり貰いたい」とだけ言って
寝た。


今日の小遣い帳/
合鴨丼せいろ 900円
食材費 816円
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計 1,716円

今日の一曲/The Beatles 「I'm Down」
The Beatles - I'm Down(remaster)



2013年11月7日木曜日

たとえ胸の傷が異端でも


昨日某ラーメン店のカウンターで
お昼を食べておりましたら、隣に
白髪+ピンクYシャツのジジイが
慌ただしくやって来まして。

女店員「いらっしゃいませ、こちら
カウンターのお席どうぞ。ご注文
お決まりになりましたらお呼びく…」

ジジイ「一番早いの持ってきて」

女店員「はい?」

ジジイ「一番早くできるの、持って
きて」

女店員「は、はい… えーと」

ジジイ「あと水ちょうだい」

女店員「あ、はい、ただいま。えーと
ランチのメニューがですね、こちらに
なりますが」

ジジイ「んぁ? ランチィ?」

女店員「ただ今のお時間、ランチの
セットですとこちらのメニューから
お選びいただけます」

ジジイ「セット…? これ頼んで
早いの?」

女店員「あ、はい…そうしますと、
あとはこちらですね、単品で
ラーメンをご注文いただくことも
できますが」

ジジイ「あー、いろいろいらんわ、
ラーメン単品でいい、一番早いの」

女店員「はい、ではラーメン単品で。
ラーメンもですね、スープをあっさり
か、こってりかお選びいただけますが、
いかがなさいますか」

ジジイ「は?」

女店員「あ、ラーメンのお味をですね、
あっさり、こってり、からお選び
いただけますがいかがなさいますか?」

ジジイ「ん、味?」

女店員「あの、スープをあっさりか
こってりか、お選びいただけます」

ジジイ「んぁ…あっさりでいいわ」

女店員「はい、それから麺の固さは
いかがなさいますか」

ジジイ「あ? 固さ?」

女店員「はい、麺の固さもですね、
固め、ふつう、柔らかめ、から
お選びいただけますが」

ジジイ「あぁも、ふつうでいいから」

女店員「はい、ラーメン単品で、
あっさり、麺の固さふつうですね」

ジジイ「ん…」

女店員「ありがとうございます、
単品でラーメン! あっさり、
ふつう麺、いただきました!」

全店員「ありあとございまース!」

ジジイ「…あと水ね」

といったやりとりを経たせいで、
(また実際には会話がたどたどしく
非常に険悪な感じのやりとりなので)
一番早いの注文したにもかかわらず、
ジジイのラーメン到着はたいして
早くもなかったのだった。

実に生きづらい世の中である。


双子ちゃんのいる生活、
これもまた大変であります。

授乳・ミルクの回数が倍
風呂入れる回数が倍
買う服が倍
洗濯が倍
オムツ替えが倍
ごみが倍

しかし、ラーメン屋店員と
ジジイ客とのチグハグと違い、
愛情に満ちている積極的な
コミュニケートの積み重ね
ですから充実感があります。
生きづらい世の中、これで
埋めていくしかないなー、
と思いマス。

131107.jpg


今日の小遣い帳/
山賊焼き定食 1,000円
食材費 336円
酒類 1,826円
雑費 455円
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計 3,617円

今日の一曲/The Munz 「Still Alive」
ザ・ムンズ (The Munz)  Still Alive