2013年11月7日木曜日

たとえ胸の傷が異端でも


昨日某ラーメン店のカウンターで
お昼を食べておりましたら、隣に
白髪+ピンクYシャツのジジイが
慌ただしくやって来まして。

女店員「いらっしゃいませ、こちら
カウンターのお席どうぞ。ご注文
お決まりになりましたらお呼びく…」

ジジイ「一番早いの持ってきて」

女店員「はい?」

ジジイ「一番早くできるの、持って
きて」

女店員「は、はい… えーと」

ジジイ「あと水ちょうだい」

女店員「あ、はい、ただいま。えーと
ランチのメニューがですね、こちらに
なりますが」

ジジイ「んぁ? ランチィ?」

女店員「ただ今のお時間、ランチの
セットですとこちらのメニューから
お選びいただけます」

ジジイ「セット…? これ頼んで
早いの?」

女店員「あ、はい…そうしますと、
あとはこちらですね、単品で
ラーメンをご注文いただくことも
できますが」

ジジイ「あー、いろいろいらんわ、
ラーメン単品でいい、一番早いの」

女店員「はい、ではラーメン単品で。
ラーメンもですね、スープをあっさり
か、こってりかお選びいただけますが、
いかがなさいますか」

ジジイ「は?」

女店員「あ、ラーメンのお味をですね、
あっさり、こってり、からお選び
いただけますがいかがなさいますか?」

ジジイ「ん、味?」

女店員「あの、スープをあっさりか
こってりか、お選びいただけます」

ジジイ「んぁ…あっさりでいいわ」

女店員「はい、それから麺の固さは
いかがなさいますか」

ジジイ「あ? 固さ?」

女店員「はい、麺の固さもですね、
固め、ふつう、柔らかめ、から
お選びいただけますが」

ジジイ「あぁも、ふつうでいいから」

女店員「はい、ラーメン単品で、
あっさり、麺の固さふつうですね」

ジジイ「ん…」

女店員「ありがとうございます、
単品でラーメン! あっさり、
ふつう麺、いただきました!」

全店員「ありあとございまース!」

ジジイ「…あと水ね」

といったやりとりを経たせいで、
(また実際には会話がたどたどしく
非常に険悪な感じのやりとりなので)
一番早いの注文したにもかかわらず、
ジジイのラーメン到着はたいして
早くもなかったのだった。

実に生きづらい世の中である。


双子ちゃんのいる生活、
これもまた大変であります。

授乳・ミルクの回数が倍
風呂入れる回数が倍
買う服が倍
洗濯が倍
オムツ替えが倍
ごみが倍

しかし、ラーメン屋店員と
ジジイ客とのチグハグと違い、
愛情に満ちている積極的な
コミュニケートの積み重ね
ですから充実感があります。
生きづらい世の中、これで
埋めていくしかないなー、
と思いマス。

131107.jpg


今日の小遣い帳/
山賊焼き定食 1,000円
食材費 336円
酒類 1,826円
雑費 455円
-----------------------------
計 3,617円

今日の一曲/The Munz 「Still Alive」
ザ・ムンズ (The Munz)  Still Alive



0 件のコメント:

コメントを投稿