2015年6月22日月曜日

Break on through to “G” other side

子どもが小さいと、大体同じ時間に
大体同じことを毎日ひたすら繰り返す
という生活が続くわけですが、これを
単調と思うか規則正しいと思うかは
ひとによりけり、かもしれません。

そういえば大抵の朝、私がベビーカー
押して歩いてると見かける男が3人いる。
彼らも単調、あるいは規則正しい生活
をしているひとたちなのかもしれない。

1人目はスマホ馬鹿。毎朝ベビーカーに
ぶつかる寸前までスマホに見入って歩道
を歩いて来る馬鹿野郎。どんだけぶつかり
そうになっても懲りずに毎朝毎朝スマホを
いじりながら歩く。

2人目はアル中のオッサン。一見すると
サーファーっぽい?感じのオッサン
なんだけど常に氷結を飲み続けており、
完全に目が死んでいる。着てる服が
いつも同じ。夕方のスーパーでもよく
見かけるがいつも氷結を買っている。

3人目は鉄棒おじさん。毎朝、井の頭公園
の鉄棒で体操選手のようにグルグル回転
したり懸垂したりしている、AMラジオを
大きい音で鳴らしながら。

私も彼らを見習って規則正しい単調な
生活につとめていればよかったのだ。
シャワーを浴びたらいつも通り何の
ためらいもなく腹巻をすればよかった。
しかしある朝、お尻はもう快調だし最近
暑いし、という心のおごりから四六時中
着けっぱなしにしていた腹巻を軽い気持ち
ではずしてしまったのだ。お腹がスカスカ
でヒューヒューするな…なんか冷えるな、
と思いながら2日過ごしてたら、お痔様が
久しぶりにお見えになったのだった。

目立った出血はないもののハレがひどい。
排便のたびに泣く。ひとは食べる、食べる
と出る。するとお痔様も出る。従って
泣かないためには食べなければよい。
榎木孝明の不食とまではいかないけれど、
とりあえず朝昼抜いて晩酌だけにしてみた
ところ、排便が減る分、お尻への負担は
軽減したような気がする。戦いは続く。
The dogs bark, but the “G” moves on

しかし、何が情けないって、食べないで
いると(腹に力が入らないせいか)
自分の声がか細くなること。
While My “G” Gently Weeps


顔が丸すぎる。あ、この丸み…
ひょっとして私の“G”ってこんな…


今日の小遣い帳/
食材費 1,624円
短パン 2,980円
消費税 367円
矢野顕子「飛ばしていくよ」 648円
V.A.「港町ブルース」 540円
Marvin Gaye & Tammi Terrell 「Best」 907円
Joe Pass 「For Django」 432円
Rosinha De Valenca 「Um Violao Em Primeiro Plano」 741円
Clairy Browne & The Bangin' Rackettes 「Baby Caught The Bus」 741円
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計 8,980円

今日の一曲/Miyoshi Umeki 「China Nights」

2015年6月1日月曜日

まぐろ浩樹

こんな真夏のような天気が続くせいか、
最近神田川上流ではちびっ子たちが
水遊びとかザリガニ釣りをやってます。

息子も「ザリガニ釣りやりたい」と
言うので「あー、いいね、やろーよ」
と返事をしたところ、ちょっと間を
おいてから

「でもさ、釣りって何がいいんだろうね?
釣ったからって何なんだろうね? 別に
釣ってもいいけど釣らなくたっていい
わけでしょ? どうして釣るんだろうね?」

と妙なことを言い出したのでよくよく
聞いてみると、

 ザリガニは釣れても食べるわけじゃないし
 飼うのも大変だから結局逃がす。逃がす
 ものを捕まえるという釣りという行為に
 果たして意味はあるのか。工夫をこらして
 水の中の生き物を捕まえるということの
 面白みは確かにあるのかもしれないが、
 この世には他にもたくさんの遊びがあるし
 自分は釣りそのものにそれほど時間と
 労力をかける価値を見いだせないので、
 人がザリガニ釣りやってるのを見ると
 ちょっとやってみたいなという気には
 なるけれど、根本的なところでは
 釣りをする人たちの気持ちがいまいち
 ピンと来ない。

というようなことを考えてるらしかった。

 まぁ人には趣味とか好みがあるし、
 何に楽しみや面白みを感じるかは
 個人的な体験やら経験を通して変化も
 するだろうから、まずはなんでも
 やってみたらいいんじゃない?

的な無責任でテキトーな解答をするのも
実につまらないので「んー、そうね、
釣りってなんなんだろうね?」と私も
一緒に考えるふりをしました。

というのも、勿論私にも答えがわからん
からです。人間はそもそも釣り好きなの
だろうか? この世は釣る側の人間と
釣られる側の人間がいる騙し合いの
世界なのだろうか? そーゆー社会で
人間は自分と向き合う為に静かに糸を
垂らしてじっと何かを待つのだろうか?

しかもそのうち息子に
「でもさ、生きてて何がいいんだろうね?
生きるって何なんだろうね? 別に生きてて
もいいけど生きなくたっていいわけでしょ?
どうして生きてるんだろうね?」
などと質問されたりしたら、どう答えたら
よいのだろうか?


すると、そういえば釣りといえば松方弘樹、
先日も自己最高361キロ特大マグロが話題
なったばかりだ、と気が付き何かヒントが
得られるような気がして調べてみると、
イイモノ発見。

「松方鮪バイザー」



特別価格で7,992円は高え、と思ったら
なんと SOLD OUT であった。人気の高さが
うかがえる。あ!これなら買えるかも…

「松方鮪Tシャツ」



いや、うーむ、4,320円はちょっと高え…
「こーゆーグッズって何がいいんだろうね?
買ったからって何なんだろうね? 別に
買ってもいいけど買わなくたっていい
わけでしょ? どうして買うんだろうね?」
という息子の声が聞こえてきそうだ。


とりあえず息子には、釣る釣らない・生きる
生きない・買う買わない、は置いといて、
そーゆーことをつい考えてしまったり
チェックしてしまう人生の方が、酒はうまい
と思います、と伝えたいと思います。


今日の小遣い帳/
食材費 1,561円
酒類 586円
消費税 723円
靴 6,900円
中島岳志「血盟団事件」 800円
「Universal Togetherness Band」 2,490円
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計 13,060円

今日の一曲/Universal Togetherness Band 「Real Thrill」