いやしかし今日は焦った。
保育園で16時頃まで元気に遊びまくっていたという息子が
16時半くらいなると急にぐったりし始めたらしく、私が
お迎えにいった17時前のタイミングで高熱39.7℃。
そのまま保育園でちょっと様子をみるが、あまりにぐったり
しているので近くの内科小児科に電話すると「診察は18時まで
だし、ちょっと小児科専門でもないので…一応うちで診るだけ
ならできるが…GWにも入るし…診察以降のことまで考えると
…(今からウチに連れてこない方が…)」的な見放した応え。
それでもいいから一旦家に帰り保険証持って来院しようと、
息子をスリングにくるんで抱きかかえ、保育園を出た。
商店街を3~4分歩いたところで、いきなり息子が激しく痙攣。
全身のけぞり、ガクガクガクガクッと震え、目は白目をむき、
一瞬にして血の気が去って顔は薄緑色、唇が紫色。
たぶんこれまでの人生で一番焦った。やべえと思った。
でも完全にパニックになってはいけないとどこかで
わかっており、その時、正確には?4人の自分がいた。
(1) やばい! どうしよう! これはやばい! とただ焦る自分
(2) 病院に走るか、保育園に戻るか、救急車呼ぶか、考える自分
(3) 保育園に戻るから大丈夫、すぐ着くよ!と息子に話しかける自分
(4) (1)~(3)を俯瞰して見ている自分
保育園まで早歩き、布団にすぐ横たわらせると、さっきまでの
あの恐ろしい痙攣は一旦止んだが、まだ顔は薄緑色、唇は紫色、
気を失っているような感じ。
保育園の先生いわく、高熱出した時に痙攣を起こす、いわゆる
“熱性けいれん”ではないか、とのことで、しかし今度は
ぐったりしたままブルブルブルと震えがきている状態。
先ほどの病院に再度電話して息子の現状を話すと「救急車を
呼んで大きい病院に連れて行ってもらったほうがいい」という。
“熱性けいれん”ぽいとのことだが、万が一ということもあり、
救急車を呼ぶ。息子0歳にして、私33歳にして救急車デビューだ。
救急車内で体温は39.9℃、病院に着いたら40.4℃。しかし時間と
ともに唇が紫色からうっすら淡いピンクに。救急車内でも病院でも、
息子が何時何分頃どんな容態になりその時どんな様子だったかを
具体的に細かく訊かれ、またそれになるべく正確に応える必要が
あるので、やはり(4)の俯瞰する自分というのはパニックに陥らず
少なからず冷静さを持つという意味で大事だと思う。
診察の結果、やはり熱性けいれんではないかとのことで、
解熱剤の坐薬を入れてもらうなどして、病院を後にす。
息子は今現在も40℃弱の熱が続いており、その様子は見るに
忍びないのですが、でも熱性けいれんは赤ん坊にはたまに
見られる症状らしいとはいえ、何の前知識もなかった私と
しては突然の路上でのこんな“ショッキング注意”な体験、
なかなかハードでした。
そしてなんでこんなにつらつらと書いたかといえば、将来
お子さんを授かる方々に、こーゆー事態も事前に想定して、
心の準備があった方がよいですよ、と言いたくて。
いやしかし、今夜あの息子のショッキングな姿を夢で見そうで、
これから寝るのが怖く、ガブガブ安赤ワインを飲んでるけれど、
全然寝つけない。
今日の小遣い帳/
医療費(一旦自費) 14,660円
交通費 1,610円
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計 16,270円
今日の一曲/Sungha Jung 「G線上のアリア」
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