日曜日の朝といえばだいたいTVで子ども向け番組をやっていて、
今朝も出勤前にひとりぼんやり観てたんですよヒーローものの
「海賊戦隊ゴーカイジャー」を。
そしたら今日初めて気付いたんですけど、なんか「レジェンド」
とか言って、過去の戦隊ヒーロー(初代はゴレンジャー!)を
レジェンド扱いにしてですね、彼らの姿をした古い超合金みたいな
人形を現在の主人公らが腰のベルトに取り込むことで、その過去の
ヒーローに変身できるみたいなんですよ。
うまく説明できんな… つまり、今朝はゴーカイジャーのブルー男と
ピンク女が悪者と戦ってる最中に、「今日はデンジマンで行きましょ」
と言って、どこかから取り出したデンジマンの超合金みたいなのを
装着してるベルトに取り込むことで、突然デンジブルーとデンジピンク
に変身して、次々に悪者をやっつけてしまう、ということなんですが。
私はいきなりデンジマンが目の前に復活したのでびっくりしました。
というか、こんなのありか? と思ってしまいました。でもすぐに、
これはヒップホップのサンプリングみたいなもんか…
いや、例えばロックバンドに例えるなら、んじゃこの曲のギターは
ジョージ・ハリスン調で、とか、この曲はキンクス風にやろうぜ、
みたいなことと同じじゃないか、と思いなおしてみました。
でももうどの業界も、新しいことやりたくても思いつかないし、
過去の素晴らしい遺産を利用できるんならじゃんじゃん
使おうよ、むしろその使い方にこそ新しさがあるだろうよ?
的なことがすでに古いというような、なにか根本的な元気に
欠けるような残念感を抱いたまま、私は出勤したのでした。
ゴーカイジャーは懸命に「宇宙帝国ザンギャック」と戦って
いるのだけれども、今ヒップホップとかロックは一体何と
戦っているのだろうか?
今日の小遣い帳/
牛肉春雨 1,000円
お茶 125円
これは恋ではない-小西康陽のコラム1984-1996 1,150円
清野とおる「東京都北区赤羽(4)」 400円
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計 2,675円
今日の一曲/有頂天「BYE-BYE」
有頂天BYEBYE
中学2年の時に友達に借りた有頂天のカセットの
1曲目がこれで、今でもたまに散歩しながらつい
歌ってしまう…からおそろしい
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