2010年1月6日水曜日

官能入り

正月気分が抜けぬまま、今日は朝から人生初の胃カメラ。

かつてというかもう一昔前の知識になりますが、経験者から
聞いた程度の胃カメラについての実体験話(バリウム飲んで
オウェ~ッ的な)しか知らないので、やっぱツライのかなと
想像しておったのですが…。

まずは紙コップで、トロトロっとした液体を飲まされました、
ちょっと粉っぽいプロテイン的な。胃の泡を消すらしい。

その後ベッドに横になりまして、右手で血圧を測りながら、
左手には血管の浸透圧?を調整するためにズ太い注射を入れられ
(これは注射慣れしている私でもかなーり痛かった)、その痛み
が安定したところで、液体のりのようなドロドロの液体が大さじ
1杯分、仰向けの私の口に注がれます。

このドロドロを舌の奥、喉の手前に5分間とどめておけと言われ。

このドロドロは麻酔らしく、3分も過ぎると酒に酔ったようになり、
クラ~っと気持ちよい酩酊状態。5分経ったところで、そのまま
ドロドロをゆっくりごくりと飲めと言われた。そして追加麻酔で
スプレー状の泡をまた喉の奥に吹きかけられ30秒後にゴクン。

この時のお医者さんの説明では「このまま途中ですーっと眠くなる
かもしれませんが、そのまま眠ってもOKですから」とのこと。

要は、小指大のカメラの管を喉に突き刺していくにあたり、喉の
まわりを麻酔にかけて「オウェ~」をなくすという話のようだ。


私は麻酔による酩酊状態が思いのほか心地よすぎて、うわ、この
ドロドロ薬品を毎晩1杯飲めれば、晩酌する必要はないぞ、とか
朦朧とした意識の中で思いながら、自分のピンク色の食道と胃を
通過していくカメラ映像をモニターで眺めていた。

お医者さん曰く「あー、全然キレイですねー」。胃の奥にあった
小さな突起物を念のため切り取ってもらったが、まぁまぁこれは
問題ないですが一応切っときますね、という程度でありました。

途中、自分の唾液を飲もうとしてしまいゲホゲホむせたのですが、
麻酔によって首から上が麻痺しているので唾液を飲もうとするのが
そもそも間違いだったようで、あとは唾液垂れ流し。


検査を終えたところ、まだ麻酔は効いていて、足元がふらつく。
フラ~っとしてものすごく気持ちいい。休憩室に案内されると、
私とほぼ同時に別室で胃カメラを飲んでいたオッサンらが2名、
運ばれたままのベッドでいびきをかいて熟睡しておられる。
おそらく胃カメラ飲み始めたところで心地よい眠りについた
のだろう、そしてその約10分後にはオッサン2人ともほぼ同時に
「フンガッ」と目覚めた。


胃カメラ飲むのも、そー悪くないなーって話。



なんてどーでもいい話はさておき、私は恥ずかしながら
今日初めて知りました、あのビートルズの「Free As A Bird」
の最後に聴こえる“Made by John Lennon”というセリフは、
“Turned out nice again”と語ってたジョンのコメントを
逆回転させたことによってそう聴こえるというものであり、
しかもその“Turned out nice again”はジョージが大好き
だったウクレレ弾きのGeorge Formbyのキャッチフレーズ
(ミュージカルコメディ出演時の台詞?)だったことから
この部分につながった(奇跡というか因果)ということを。


ビートルズを聴くのは、サイコーだなーって話。



今日の小遣い帳/
中華そば大 1,000円
コーヒー 130円
診療費 8,750円
交通費 420円
食材費 400円
酒類 1,300円
まつきあゆむ「1億年レコード」 2,000円
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計 14,000円(なんとぴったり)

今日の一曲/The Beatles 「Free As A Bird」




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