息子に読んでやろうと思って古本で湯村輝彦「ももたろう」の
絵本を買って帰り、晩ご飯のあとにちらりちらりと息子に見せて
みると「こわーい、こわーい」を連発。まぁ確かに怖いよネ!
鬼の腕には「PURE GOLD」と書かれた金の腕輪
青鬼のベルトには「MADE IN FRANCE」
じゃあ怖いからしまっとくねと本を棚にしまうと、息子はそこへ
とことこ歩いて本を取り出そうとしながら「もういっかい!」。
1歳児にも「怖いもの見たさ」というもんがあるんですねぇ…
ちなみに、セサミストリートのドラキュラ人形(右)も怖がって
いたのですが、DVDを観せてるうちにこれは今では克服した様子。
ウチの最後の砦はこのシュレック人形(左)で、息子が悪さする
(した)時に私やヨメが叱っても言うことを聞かない場合に、
私がシュレックの声マネで「おい! いい子にしてるか、今我儘
言ってなかったか?」などと言うと息子はたちまちいい子になる。
外出しててこの人形が目の前になくても、私が声マネしつつ
「あ、シュレックがどこかで見てるんだ!」と言うとすぐに
いい子になる。それほどこのシュレックを怖れている。
よく、子どもに言うことを聞かせるために「言うこと聞かないと
おばけがくるぞ」的な脅しをかけるのは良くないと言われます。
悪い行為を悪いことと理解せずにただ脅されるのからやめる、を
繰り返すうちに「おばけなんかどこにいるんだよクソババア!」と
成長し悪事を悪事と思わない野郎になってしまう的な…。
その点でシュレックは今のところ、息子がいい子にしてるかを常に
ウォッチしてる神的ポジションに存在しており、脅しではないものの
ちょっと宗教的な感じがしないでもないですが、まぁどうせそのうち
「ロックは死んだ」「神は死んだ」と言って「カネくれよ」と小遣いを
せがまれるのがオチなのでしょうが、そしたらもう「とーちゃんは死んだ」
と言うしかない。
私は宗教的信仰心なぞ持ちあわせておりませんが、私と同じような
スタンスの人たちが、神や仏や天罰とか祈りとか、子どもに対して
どう教えて(伝えて)るんだろう? 気になる。
今日の小遣い帳/
食材費 771円
酒類 280円
ライト 1,494円
湯村輝彦・川崎洋「ももたろう」 750円
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計 3,295円
今日の一曲/平賀さち枝「眠ったり起きたり」
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