2011年4月16日土曜日

畏怖 I Needed Someone

息子に読んでやろうと思って古本で湯村輝彦「ももたろう」の
絵本を買って帰り、晩ご飯のあとにちらりちらりと息子に見せて
みると「こわーい、こわーい」を連発。まぁ確かに怖いよネ!

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鬼の腕には「PURE GOLD」と書かれた金の腕輪

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青鬼のベルトには「MADE IN FRANCE」


じゃあ怖いからしまっとくねと本を棚にしまうと、息子はそこへ
とことこ歩いて本を取り出そうとしながら「もういっかい!」。
1歳児にも「怖いもの見たさ」というもんがあるんですねぇ…



ちなみに、セサミストリートのドラキュラ人形(右)も怖がって
いたのですが、DVDを観せてるうちにこれは今では克服した様子。

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ウチの最後の砦はこのシュレック人形(左)で、息子が悪さする
(した)時に私やヨメが叱っても言うことを聞かない場合に、
私がシュレックの声マネで「おい! いい子にしてるか、今我儘
言ってなかったか?」などと言うと息子はたちまちいい子になる。

外出しててこの人形が目の前になくても、私が声マネしつつ
「あ、シュレックがどこかで見てるんだ!」と言うとすぐに
いい子になる。それほどこのシュレックを怖れている。


よく、子どもに言うことを聞かせるために「言うこと聞かないと
おばけがくるぞ」的な脅しをかけるのは良くないと言われます。
悪い行為を悪いことと理解せずにただ脅されるのからやめる、を
繰り返すうちに「おばけなんかどこにいるんだよクソババア!」と
成長し悪事を悪事と思わない野郎になってしまう的な…。

その点でシュレックは今のところ、息子がいい子にしてるかを常に
ウォッチしてる神的ポジションに存在しており、脅しではないものの
ちょっと宗教的な感じがしないでもないですが、まぁどうせそのうち
「ロックは死んだ」「神は死んだ」と言って「カネくれよ」と小遣いを
せがまれるのがオチなのでしょうが、そしたらもう「とーちゃんは死んだ」
と言うしかない。


私は宗教的信仰心なぞ持ちあわせておりませんが、私と同じような
スタンスの人たちが、神や仏や天罰とか祈りとか、子どもに対して
どう教えて(伝えて)るんだろう? 気になる。



今日の小遣い帳/
食材費 771円
酒類 280円
ライト 1,494円
湯村輝彦・川崎洋「ももたろう」 750円
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計 3,295円

今日の一曲/平賀さち枝「眠ったり起きたり」




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