2008年7月30日水曜日

フジロック 2∞8 覚え書き

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いつもみんなを笑わせてくれる
ひょうきんなサボテン兄弟



--7/25 [Fri]-----

今年もまた苗場吉兆へやって参りました。
微妙に曇った天候も、直射日光に晒されて
テント張るより多少涼しいからよしとします。

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今回参戦するソルジャーは
田中先生と小山先輩と小生


いきなりステージアクトの総括で申し訳ないですが、
本日のソウルブラザーナンバーワンは、もちろん
ブーツィー・コリンズのJBトリビュートバンド。

極度の疲れからか、夜中にハゲしく嘔吐、フラフラ。
実は去年のフジロックも嘔吐で死にかけたので、
さすがに寄る年波には勝てないというわけだねぇ。

んでそのあと再度ウンコしようとトイレに入るも、
小生、不覚にもカギをかけ忘れ、女子にドアを
開けられて、ウンコ姿(※)をもろ見られてしまう
というドラマチックな夜。

 ※ご存知ない方に補足すると、和式の簡易トイレなので、
   あられもない尻丸出しのうしろ姿を間近で他人に
   見られてしまうというスリリングな体験であります。



--7/26 [Sat]-----

初めてドラゴンドラにひとりで乗ってみる。

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(撮影:ホットスタッフのチャンネー)

辿り着いた DAY DREAMING AND SILENT BREEZE は
その名の通り? メインの会場より気温も低く、

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霧がたちこめると黄泉の国のよう。

ぶらりこの天空を彷徨ったのち、ハゲしい雨に
見舞われながら、メイン会場に戻るゴンドラから
感動的な虹が見えたのだが、どちらかというと
ゴンドラ密室内のチャンネー2人組が「暑いねー」
といってどんどん服を脱ぐ姿(※)のほうに心を
奪われてしまっていたのは事実である。

 ※ご存知ない方に補足すると、ゴンドラの換気用窓が偶然
   閉まっており、窓を開ければ涼しくなるのを小生は
   わかってるのだが、そこはあえて黙って見守る主義。


オレンジコートで、イーカワなチャンネー(!)の
ジーンズの股上が浅すぎてピンクのレースの
オパンツが見えているのだが、さらにそこから
ブラッククロウズがまさにこんな感じで
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ごあいさつしていて、本人が気付いてないだけに
イイもん見れたわ~と得した気分になったネ。

さてこの日、昨夜のウンコ姿見られ事件のショックを
まだ引きずっていたため、小生はトイレのドアを
いきなり開けるのではなく、慎重にノックする。
返答がないので「よし、空いてる」とドアを開けると、
見知らぬネーチャンがウンコ中、という因果な夜。
なんなんだ。

夜中、BB氏O氏とオアシスで合流しまして、
軽く飲みつつ、今年はブスが多い、と意見交換。

本日のソウルブラザーナンバーワンは、スパークスっす。


--7/27 [Sun]-----

最終日、後発組の志村先輩と後輩のモト伊藤が合流。

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初日、2日目とも、曇天の極めて過ごしやすい天候で
ありましたが、3日目はピーカンのあと土砂降りが
来たりで、まぁこれも、確かにぃフジのDAIGO味だ。

本日のソウルブラザーナンバーワンは……うーむ、…むむ、
いや、豪雨の中のソウルフラワーとTHE FLYING PADOVANISを
両者2位タイとし、ソウルブラザーナンバーツーと称えたい。

そして、ヘブンでのロドリーゴ・イ・ガブリエイラのライブ直前、
「冷え冷えかき氷」というお粗末なのぼり旗をステージ前方で
掲げるふざけた白人どもに、「おい!そこのかき氷!」と何度も
叱りつけ、「んなもんさっさとおろせバカ野郎、見えねーだろが!」
というハゲしい怒りをジェスチャーで表しつつ、繰り返し「おい!
コルァ、かき氷! おいコルァ! かき氷 てめぇ!」を連呼し、
見事に白人集団をおとなしくさせたちっちゃい日本人ジジイ、
あいつこそが本日のソウルブラザーナンバーワンだ。

ひと通り観戦を終えてオアシスにて男5人で乾杯、それぞれ
適当にレッドマーキーをふらつき、ぱらぱらとテントに帰る。

そして男5人、テントにて晴れ渡った星空を眺めながら、
流れ星が一瞬で消え入るのを見つけては思いをこらし、
超ひも理論から銀河系のブス論にいたるまで、
熱く宇宙の話を語り合った最終日の夜。

3日目は激しく雨が降った時間帯もあったけれど、
「明日は思いっきり晴れるだろうね」と
満天の星空の下、ロマンチックな余韻に
つつまれながら就寝。5人用テントに男5人、
狭すぎてお互いの顔が近くにありすぎる。


--7/28 [Mon]-----

明け方、大粒のハゲしい雨がテントを打ちつける音で
目が覚める。寝癖のせいでいつもより更にハゲて見える
モト伊藤が、テントの外に出ている全員分の靴を急いで
ビニール袋に入れる。

「寝る前、明日は思いっきり晴れるだろうね、なんて
 言ってたヤツぁ誰だ!」など一瞬怒号が飛び交うも、
 そのまま全員フテ寝。自然には抗いようがない。

(ここで、テントが狭いため、外に出しておいた自分の
 荷物をしまうのをすっかり忘れていたモト伊藤、
 あれはあとで「やべえ…全部濡れてます」という
 ネタで笑いを取るためのヤラセだったのでは?)

で、起きるべき時間には、何とか雨は止んでくれたYO。

例年通りキャンプサイトをあとにし、最後のカレーを
流し込み、温泉で3日間のアカを洗い流し、越後湯沢で
さっぱり美味しいものを食べ、そして今、フジロックは
完全に終わりかけている。

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また今年も儚い夏が終わった。
来年こそ、吐かないフジロックにしたい。


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「次は朝霧JAMだね」 「うん」

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