諸法無我

お昼、本読みながらランチでも食べようとしてますと、
隣テーブルには女性3人男性1人の若い会社員らが、
食事はもう済んでるのにお冷だけをちょろちょろと
飲みながら、大声でだらだらとトーク中。

お店混んでるのになにをちんたらくっちゃべって
やがるんだろうとちょっと耳を傾けましたところ、
女性の1人が 「家では裸！（で過ごしている）」と
なんかよくわからんがとにかくすごい自信だ。

同僚男性の「まじで？」の反応や、女性陣「えー！
スッポンポン？」の反応を楽しむようにその女、
「ま、パンツくらい、はくこともあるけどさーあ、
でも裸でも食事とかすると汗かくんだよねぇ～」と。

店内にひびくような大声で話してるもんだから、
なんちゅう下衆な会話してやがるんだクソが、と
私は腹を立てつつも、そこは哀しいかな男のサガ、
「裸のネーチャン、美女だったらどうしよ、エロい」
などと一瞬その女性のルックスをチェックしそうに
なったのですが、待てと、見んなと、私の心の中に
住んでるセンパイが（久々に）からかってきました、
「おめー、なに？ 顔チェック？ 出たー、やっぱ？
　ここまで言われちゃチェックしてーよなァ、
　やっぱなんつーの、クセ？ 負けちゃうよなァ」

そのセンパイの声にムッときたので、「見ませんよ！」と
心の中でセンパイに言い放ち、件のテーブルに背を向け、
さっさとレジへ向かい会計を済ませました。

お店を出たところで気付いた、なんかいまだにこーゆー
思考と行動（というか妄想遊び？）にとらわれてしまう
自分が、すべてにおいて負けてしまってる感じがする。


今日の小遣い帳／
グリーンカレー　1,100円
クロレッツハイパー　120円
evian　120円
発泡酒　651円
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計　1,991円

今日の一曲／少年隊「ABC」